韓国・ソウルで発生した日本人の親子2人が巻き込まれたカプセルホテルの火事。ホテルに火災対策のスプリンクラーが設置されていなかったことが分かりました。

おととい、ソウル中心部の明洞近くのカプセルホテルで起きた火事。10人がけがをし、巻き込まれた日本人親子2人のうち50代の母親が現在も意識不明の重体です。

宿泊していたインド人
「フロア全体が煙に満ちていて、息ができなかった。スプリンクラーがなかったと思う」

ソウル市中区によりますと、このホテルにはスプリンクラーが設置されていませんでした。ホテルが入るビルは建設された時期が法令の制定よりも前で、延べ床面積も基準を下回ることからスプリンクラーの設置は義務づけられていませんでした。

火事を受け、ソウル市などがきょうからおよそ5500の宿泊施設について緊急の安全点検を始めました。

ソウル市中区長:消火器はあるが、スプリンクラーは?
   区担当者:スプリンクラーが…
ソウル市中区長:ここにはないようだが
   区担当者:火災感知器です

安全点検では消防設備に故障がないか、避難経路に問題がないかなどを細かく確認するとしています。ソウルでは1週間後に世界的アーティスト「BTS」の復帰ライブを控えていて、安全対策が急がれています。