ロシアによる侵攻を受け激戦地となったウクライナ南東部マリウポリで3月以降、新たに1万を超える墓が作られたとの分析をAP通信が発表しました。
AP通信は22日までに、3月初めから今月にかけて衛星写真を分析した結果、マリウポリの周辺で新たに少なくとも1万300の墓が作られたと報じました。新たな墓が占める土地は5万平方メートルを超えるとしています。
2月の侵攻開始後、マリウポリは激戦地となり、3月には市民が避難していた劇場や小児病院が爆撃されるなど、激しい攻防が繰り広げられました。
墓のなかには数字が書かれた札がかけられたものもあり、複数の遺体が埋葬されている可能性があるとしていて、専門家も「墓の数は必ずしも犠牲者の数とは一致しない」と指摘しています。

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