158人が死亡した韓国ソウル・梨泰院の群集事故をめぐって、特別捜査本部は現場を管轄する警察署の当時の署長らを逮捕しました。

韓国メディアによりますと、業務上過失致死傷などの疑いで逮捕されたのは、梨泰院を管轄する龍山警察署の前署長・李林宰容疑者ら2人です。

事故をめぐっては、発生のおよそ4時間前から危険性を伝える緊急通報が相次いでいたことが明らかになり、警察への批判が噴出。李前署長についても事故が起きた後に現場近くをゆっくり歩く姿が報じられ、責任を問う声が上がっていました。