あしたはクリスマスイブ。恒例の巨大ツリーにイルミネーション、さらにちょっと変わった南の国のクリスマスまで、JNNのカメラマンが取材しました。
アメリカ・ニューヨーク。名物の巨大クリスマスツリーに今年も明かりが灯りました。
こちらは、首都ワシントン。ホワイトハウスの前には今年で100回目となる恒例のイルミネーションが。凍えるような冬の夜ですが、ツリーの光は人々をあたたかく照らします。
所変わって、東南アジアの国では不思議な光景が…
記者
「クリスマスといえば冬ですが、1年中が夏のバンコクではクリスマスシーズンにビアホールがおおはやりなんです」
タイの首都・バンコクはいま、暑さも落ち着いた「乾季」。屋外でも過ごしやすいことから、クリスマスが近づくと街のあちこちにビアガーデンができるんです。
一方、世界には“いつもと違う”クリスマスを迎えている国も。
中国・上海。街の中心部に高級ブランドのクリスマスツリーがそびえますが、人の姿はありません。
新型コロナの感染が猛烈に拡がっている中国。華やかなツリーは人気のない街並みをひっそりと照らしています。
3年ぶりにコロナ制限がないクリスマスを迎えたイギリス・ロンドン。天使のイルミネーションがさんさんと街を照らしていますが…
記者
「いま、クリスマスのイルミネーションが一気に消えました」
ロシアによるウクライナ侵攻などでエネルギー価格が高騰。節電のための措置だといいます。
“いつもの姿”に戻れないクリスマス。それでも“変わらないもの”が…
それは、クリスマスを楽しむ人達の笑顔。フランス・パリではイルミネーションのなかにたくさんの笑顔が溢れていました。
ウクライナの避難民
「いろいろな国を転々としたけど、きょうはとてもいい気分よ。クリスマスだもの」
来年のクリスマスには今年より多くの笑顔と光が世界に灯りますように。

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