(ブルームバーグ):3月第1週(2-6日)の債券市場では長期金利に上昇圧力がかかる見通しだ。月末の需給要因で長期や超長期の金利が大幅に低下(相場は上昇)した反動や、週内に実施される10年国債と30年国債の入札に対する警戒感から売りが強まりそうだ。
◎T&Dアセットマネジメント債券運用部の浪岡宏チーフ・ストラテジスト兼ファンドマネジャー
- 米長期金利にやや上振れリスクがあるとみており、日本の金利も上昇方向
- 日銀の氷見野良三副総裁の講演は、リフレ派の審議委員2人が加わるため、早めの利上げ方向を示すトーンになる可能性があり、金利上昇圧力がかかりやすい
- 30年国債入札は大きく崩れることはないとみているが、消費税減税の財源が不透明なため、金利上昇リスクが意識されて強い結果は見込みづらい
- 新発10年債利回り予想レンジ2.09-2.25%
◎りそなアセットマネジメントの藤原貴志チーフファンドマネジャー
- 長期金利は足元で低下した反動で2.2%近くに向かっていく展開を見込む
- 10年債入札は利回りが事前に調整しないようだと警戒感が出てくる
- 氷見野副総裁の講演では、市場の利上げ期待を下げるようなコメントはないとみている
- 新発10年債利回り予想レンジ2.1-2.2%
国債入札
主な材料
- 2日:日銀の氷見野副総裁が講演・会見
- 2日:日銀債券市場サーベイ(2月調査)
- 3日:日銀の植田和男総裁が「FIN/SUM 2026」であいさつ
- 5日:連合が26年春闘での要求集計結果を公表
- 6日:2月の米失業率、米非農業部門雇用者数変化
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