(ブルームバーグ):米国では住宅ローンの30年物固定金利が低下し、2022年以来となる平均6%割れとなった。春の住宅販売シーズンに弾みがつく転機となる可能性がある。
フレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)が26日に公表したデータによれば、同金利の平均水準は5.98%と、先週の6.01%を下回った。1年前は6.76%だった。この金利が6%未満だったのは、2022年9月が最後だった。
5%台のローン金利はアフォーダビリティー(価格の手頃さ)を巡る消費者の不満をわずかに緩和し、購入を見合わせていた一部の層を市場に呼び戻す効果があるかもしれない。金利が2022年に急上昇して以降、不動産市場は低迷してきた。多くの購入希望者は価格に手が届かず、住宅所有者も高金利での買い換えを敬遠し、売却を控えてきた。
購入を見合わせてきた消費者にとって、今の問題は金利が十分に低いかどうかだ。不動産仲介業コンパスのチーフエコノミスト、マイク・サイモンセン氏はアフォーダビリティー状況がゆっくりと改善すれば、この春は数年ぶりに好調な販売シーズンになる可能性があると述べた。
「6%未満の金利になれば、全米で安定した販売増が見込める」と同氏は話す。「しかし経済指標に劇的な変化が起きない限り、2021年のような記録的な好調期になるとは考えにくい」と述べた。
原題:30-Year Mortgage Rate Falls Below 6% For First Time Since 2022(抜粋)
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