はじめに

ここでは、ファミリータカフルの加入要因を既存研究に基づいて整理する視点として、加入者の宗教性や商品タイプの宗教性を問わず観察されてきた生命保険の加入要因を「共通要因」と位置づけ、これらの要因が加入主体や商品特性に応じて異なる形で作用してきたと考えられるものとして整理する。

そこで、「共通要因」として、既存研究で挙げられてきた従来の生命保険の加入要因を、(1)加入者個人に関する要因、(2)商品の特性、(3)制度・社会環境の三つの側面から整理する。