ドラッグストアチェーンを運営する米ウォルグリーンズは、新たなオーナーとなったプライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社シカモア・パートナーズの下、全米で数百人規模の人員削減を実施している。

業績不振に苦しむウォルグリーンズが、今月初めに各州へ送付した書簡によると、本社のあるイリノイ州で469人を削減し、さらに配送センターを閉鎖するテキサス州で159人を解雇する計画だという。

この変更について発表資料は、意思決定の迅速化と顧客サービスの向上を目的としていると説明し、「組織を簡素化するという難しい決断を下した」とした。

同社は昨年、シカモアが買収した。同社の店舗部門は、オンライン小売業者やディスカウントチェーンとの競争が激化し、さらに処方薬に対する保険会社からの支払いが減少したことで、収益性の悪化が続いていた。

シカモアは、人員削減や一部従業員への有給休暇の付与停止によってコスト削減を進める一方、電子たばこなどの商品を追加することで店舗売り上げの拡大を図っている。

ウォルグリーンズの担当者は、イリノイ州商務経済機会局に従業員解雇を報告した書簡の中で、「会社の成長を最適化し、店舗と顧客、患者といった最も重要なところで成果を出すため、複数の分野で事業を再編している」と記した。

同社は店舗閉鎖のペースを緩めている。今年の閉鎖予定は100店舗未満で、当初計画より少なく、さらに4店舗を新規開設する予定だと広報担当者は述べた。

原題:Walgreens Cuts Hundreds of Jobs After Private Equity Buyout (1)(抜粋)

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