(ブルームバーグ):ゴールドマン・サックス・グループは、人工知能(AI)の脅威に揺れるソフトウエア株の変動拡大に対応するための新たなバスケットを導入した。
新設のバスケットでは、AIで代替されにくい企業を「買い持ち(ロング)」とする。同社では、物理的な業務遂行が必要な分野や規制で守られた事業、人による最終責任が不可欠な業務を手がける企業は、AIによる代替が進みにくいとみている。一方、AIの普及に伴い業務の自動化や内製化が進む可能性が高い企業を「売り持ち(ショート)」とする。
ロング側には、AIの計算処理能力、データインフラ、サイバーセキュリティーなどを提供し、AI導入拡大による直接の恩恵を受けやすい企業を組み入れた。具体的には、クラウドフレア、クラウドストライク、パロアルト・ネットワークス、オラクル、マイクロソフトなどを挙げている。
一方、ショート側にはマンデードットコム、セールスフォース、ドキュサイン、アクセンチュア、デュオリンゴなどが含まれる。
ゴールドマンの米国カスタムバスケット担当バイスプレジデント、ファリス・ムラッド氏は顧客向けメモで、「ロング側の銘柄は最近のソフトウエア株急落から回復する一方、ショート側の銘柄は出遅れると見込んでいる」と述べた。
この投資商品は、AIが既存のビジネスモデルを揺るがすとの懸念が強まる中で投入された。先週はAI新興企業の米アンソロピックが法務業務向けツールを発表し、リーガル関連ソフト株や出版株が急落した。
原題:Goldman Traders Launch AI-Proof Software Basket Amid Sector Rout(抜粋)
もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
©2026 Bloomberg L.P.