茂木敏充外相は14日、ルビオ米国務長官とドイツのミュンヘンで会談した。日米外相会談では、3月に予定される高市早苗首相の訪米が、揺るぎない日米同盟の姿を改めて示す機会になるよう緊密に連携していくことを再確認した。

米国務省の発表によれば、日米外相は、最近の中国による威圧的な対日経済措置について協議し、ルビオ国務長官は、米国の日本への揺るぎないコミットメント(関与)を強調した。日米の経済・安全保障協力を刷新する必要性でも一致した。

台湾有事に関する高市首相の国会答弁を受け、中国は対抗措置として、日本に対する外交的・経済的圧力を強め、中国商務省は先月、軍民両用(デュアルユース)品目の対日輸出管理を強化すると発表した。

外務省によると、茂木外相とルビオ国務長官は、中国関連の諸課題のほか、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応など、地域情勢について幅広く意見交換した。

両外相は、関税を巡る日米合意の実施に加え、重要鉱物・レアアース(希土類)分野を含む経済安全保障の取り組みをさらに推進することも確認した。

一方、ミュンヘン安全保障会議に出席した中国の王毅共産党政治局員兼外相は、日本には「台湾への侵略・植民地支配への野心が残っており、軍国主義の亡霊に取りつかれている」との主張を展開した。

NHKなどの報道によれば、茂木外相は「事実に基づいていない。日本は戦後一貫して平和国家としての道を歩み、これからも国際社会の平和と安定に貢献していきたいと考えている」と反論した。

原題:US, Japan Commit to Deepening Ties as Tokyo Faces China Pressure(抜粋)

(中国外相への反論に関する報道を追加して更新します)

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