13日の日本市場では、人工知能(AI)技術の進展が既存の企業のビジネスモデルを破壊することへの警戒感がテーマとなる。投資家のリスク回避姿勢が強まり、株安・債券高・円高が進みやすい。

米国株市場でAIによる負の影響への懸念が強まっており、国内でもソフトウエア関連株は今月に入り軒並み大幅に下落している。12日は米ハイテク大手7銘柄で構成する「マグニフィセント・セブン」の指数が終値ベースで4カ月ぶりの安値を付けた。拡張財政政策への期待から衆議院選挙後に続いてきた日本株の上昇も一服しそうだ。

投資家がリスク資産を圧縮する動きを強める中、安全資産と見なされる債券には買いが入りそうだ。米10年債利回りは昨年12月上旬以来の低水準に下げており、日本国債の買い戻しにつながる見込み。外国為替市場では低金利の円を借りてより利回りの高い通貨やリスク資産などに投資する円キャリー取引が巻き戻されるとの思惑から、円が強含みやすい。

このほか、日本時間夜に発表される1月の米消費者物価指数(CPI)が注目されている。変動の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIの市場予想は前年同月比2.5%上昇と、2021年以来の低水準に減速するとみられている。

(注:表中の終値は米国時間終値。円相場は対米ドル、前営業日比は円の対ドル変化率。米10年金利の前営業日比は変化幅(単位:%ポイント)。日経平均の前営業日比はシカゴ・マーカンタイル取引所清算値と大阪取引所清算値との比較。シカゴ取引所が休場の場合は大阪取引所の前日清算値と最終取引値の比較。金は1トロイオンス当たりのドル建て価格)

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