KDDI株は9日に反落し、一時前営業日比10%安の2512円を付けた。2020年3月以来の日中下落率。同社は6日、子会社のビッグローブなどで起きた不適切取引疑いに関して、今期(2026年3月期)売上高に約2460億円のマイナス影響があると発表していた。

売上高への影響額は、現時点で認識している分としている。また不適切取引疑いについて特別調査委員会の調査が続いており、25年10-12月(第3四半期)の決算短信開示を延期した。調査報告書や過年度決算の修正、第3四半期決算についてはいずれも3月末をめどに公表する予定としている。

SMBC日興証券アナリストの菊池悟氏はリポートで、子会社の不適切取引の影響は「思ったより大きい」と述べた。KDDIは買収した子会社の自主性に任せる傾向があるとし、その方針が影響している可能性があると指摘。一方KDDI本体は、今回のような不正が発生する管理体制ではないとの考えを示した。

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