(ブルームバーグ):ベッセント米財務長官は8日、先週の金市場で見られた激しい値動きについて、中国のトレーダーの存在が背景にあるとの認識を示した。
FOXニュースの番組でベッセント氏は、「金の値動きを見ると、中国ではやや無秩序な状況になっている」と指摘。その上で「中国当局は証拠金規制を引き締めざるを得なくなっている。金は典型的な投機主導の急騰と反動が生じやすい局面にあるように映る」と述べた。
貴金属相場はこの1年、投機資金の流入や地政学的緊張、米連邦準備制度理事会(FRB)の独立性を巡る懸念から急上昇してきたが、上昇局面は先月末に反転。1月30日には銀が過去最大の下落率を記録し、金も2013年以来の大幅安となっていた。
一方で、ダウ工業株30種平均は6日に初めて5万ドルを突破した。同指数が最高値を更新したことについて、ベッセント氏は米国経済が上昇局面に向かっている証拠だと指摘し、その恩恵は一般の米国民にも及ぶとの見方を示した。
原題:Bessent Sees ‘Unruly’ Chinese Trading Behind Gold Price Swings(抜粋)
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