ベッセント米財務長官は、トランプ大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)次期議長に指名する方針を示したウォーシュ元FRB理事について、トランプ氏の意向通りに利下げを行わなかった場合に提訴するかどうかは「大統領次第だ」と述べた。

上院銀行委員会での5日の公聴会でウォーレン議員(民主)は、ウォーシュ氏が金利設定でトランプ氏の意向に従わなかった場合でも、提訴や捜査の対象にならないと確約するよう、ベッセント氏に求めた。

これに対しベッセント氏は、「それは大統領次第だ」と答えた。

ウォーレン議員の質問は、週末に一部メディアが報じた内容を踏まえたものだった。報道によると、トランプ氏はワシントンでの夕食会の席で、利下げしなければウォーシュ氏を訴えると冗談を言ったとされている。

ウォーレン議員は公聴会でベッセント氏に対し、「トランプ氏が指名したFRB議長候補のケビン・ウォーシュ氏が、トランプ氏の望む通りに利下げを行わなかった場合でも、訴えられたり、司法省の捜査を受けたりしないと、今この場で約束できますか」と質問した。

ベッセント氏が大統領次第だと答えた後、ウォーレン議員は「これは簡単な質問のはずだった」と述べ、「冗談だったのなら、そう言えばいいだけではないか」と追及した。

これに対し、ベッセント氏は「冗談だった」と述べ、「ウォーレン議員、あなたについても冗談を言っていた。大いに受けていた」と続けた。

ベッセント氏はまた、ウォーシュ氏について「非常に有能だ」と評価した。

原題:Bessent Says ‘Up to’ Trump on Suing Warsh Over Interest Rates(抜粋)

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