(ブルームバーグ):米上院銀行委員会のスコット委員長(共和)は4日、FOXビジネスとのインタビューで、首都ワシントンの連邦準備制度理事会(FRB)本部改修工事を巡り、パウエルFRB議長が昨年6月に行った議会証言を司法省が捜査していることについて、「彼が公聴会で罪を犯したとは思わない」と語った。
トランプ大統領は1月30日、ケビン・ウォーシュ元FRB理事をパウエル議長の後任に指名する方針を発表した。だが、同委有力メンバーの1人である同党のティリス議員は、司法省による捜査の問題が解決されるまで、いかなるFRB人事の指名承認も阻止する意向を繰り返し表明している。
このため、ウォーシュ氏の上院での承認が遅れる可能性が指摘されている。
スコット氏はインタビューでパウエル議長について、「私は彼が職務を遂行する上で不適切だったと思う。ただ、不適切さや無能であること自体は犯罪行為ではない。彼が行ったのは、重大な判断ミスだったと考えている。あの公聴会に向けた準備ができていなかった。公聴会で罪を犯したとは思っていない」と説明した。
その上で、「この問題は解決されると私は考えている。前に進むことになるだろう。そしてティリス議員は次期FRB議長としてウォーシュ氏に投票するだろう」と話し、ウォーシュ氏の指名承認を「100%」確信していると話した。インタビューについてはブルームバーグ・ガバメントが伝えた。
トランプ氏はこの捜査に関し2日の時点で、ワシントンの連邦地検のピロ検事正が「最後まで」進めるだろうと記者団に発言。ピロ氏に捜査を打ち切ってほしいと望むかとの質問に対し、「彼女は最後までやって、どうなるかを見る必要がある」と語っていた。
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