(ブルームバーグ):米上院は30日、長期の政府機関閉鎖を回避することを目的とした歳出法案を可決した。ホワイトハウスは全米的な抗議を招いている移民取り締まりに新たな制限を設けることを巡り、民主党との交渉を続けている。
ただ、ジョンソン下院議長は2月2日まで同法案の採決を計画しておらず、複数の政府機関は少なくとも短期間、資金不足に陥る見通しだ。政府機関の一部閉鎖は、来週初めまでに解決されれば、政府運営全体に広範な影響を及ぼす可能性は低いとみられている。

それでも、影響を受ける機関は正式な閉鎖プロセスを踏むことになる。
ホワイトハウスの行政管理予算局(OMB)は30日夜、各機関に対し、閉鎖手続きを開始するよう指示した。少なくとも来月2日まで3日間の政府機関閉鎖が見込まれていることを示す動きだ。政府機関は通常、閉鎖に半日、業務再開にもさらに半日を要する。
政権当局者によると、下院が2日早くに法案を可決すれば、同日中に業務を再開できる可能性がある。
前回の政府閉鎖は43日間に及び、数百万世帯への食料支援が停止され、数千便の航空便が欠航し、連邦職員は1カ月以上無給を余儀なくされた。
今回の閉鎖を巡る攻防は、先週末にミネアポリスで国境警備隊員との衝突により市民が死亡したことを受けて表面化した。民主党は移民取り締まりに新たな制約が課されない限り、国土安全保障省向けの新たな予算を拒否している。
上院を通過した法案は、交渉にさらに時間を確保するため、国土安全保障省への資金を2週間分手当てする内容となっている。その他の複数の政府機関については、9月末までの予算を含む。
原題:Trump Funding Deal Passes Senate as Short US Shutdown Looms (1)(抜粋)
--取材協力:Gregory Korte、Alicia Diaz.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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