『FUTURE CARD』ー1枚のカードが、日本を変える。ー
今回は、直木賞作家・小川哲氏をゲストに迎え、著書『言語化するための小説思考』を起点に、「言語化の罠」と「小説の正体」を紐解きます。 「言語化することで、自分の中の重要な部分が削ぎ落とされてしまう」と警鐘を鳴らす小川さん。「伝える」ではない「伝わる」言葉のあり方や、「言語化能力=頭の良さ」ではないなど、独自の言語論を展開します。 さらに、小説とは「未知の読者とのコミュニケーション」であるという定義や、動画時代における読書の圧倒的なコスパ、そして「小説に無駄な文章は一行もない」とする過激な伏線論まで。技術ではなく「考え方」をアップデートする「小説思考」をおしみなく明かします。
<出演者>
▼小川哲(小説家)
1986年千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。2015年に『ユートロニカのこちら側』で第3回ハヤカワSFコンテストの〈大賞〉を受賞しデビュー。2018年に『ゲームの王国』で第38回日本SF大賞と第31回山本周五郎賞を、2022年に『地図と拳』で第13回山田風太郎賞を、2023年に同作で第168回直木三十五賞を、『君のクイズ』で第76回日本推理作家協会賞〈長編および連作短編集部門〉を受賞。著書に『嘘と正典』『君が手にするはずだった黄金について』『スメラミシング』『火星の女王』『言語化するための小説思考』などがある。
▼篠原梨菜(TBSアナウンサー)
東京大学法学部。朝の情報番組THE TIME, 早朝グルメ生中継、ニュースや選挙特番配信、駅伝/競馬実況などを担当。TBS CROSS DIG with Bloomberg MC。
【後悔しない生き方】小説家・綿矢りさ/自分の価値観を守る方法「欲望のまま生きる」/生きづらさは「心の呪い」/小説に学ぶ”俯瞰力”の正体/恋と愛の違い/生身の熱狂で人生の主人公に【FUTURECARD】