(ブルームバーグ):イランは、自国のインフラが攻撃された場合、中東にある米国関連の石油・エネルギー施設を標的にすると警告した。米国が重要拠点カーグ島の軍事目標を空爆したことを受け、改めて報復の構えを強調した。
ファルス通信は中央軍司令部の見解として、イランのエネルギーインフラなどが攻撃された場合、「同地域で米国が一部所有する、あるいは米国と協力関係にある石油会社の石油・経済・エネルギー施設は直ちに破壊され灰じんに帰す」と報じた。
トランプ米大統領はSNSへの投稿で、米国がカーグ島の軍事目標を破壊したと指摘。「礼節上の理由から、同島の石油インフラを壊滅させることはあえて選ばなかった」とした一方、イランがホルムズ海峡を通過する船舶を妨害した場合には、その判断を直ちに見直すと警告した。
カーグ島はイラン本土沖、ペルシャ湾の奥深くに位置する。同島に接続する石油パイプラインはイランのエネルギー輸出の大部分を扱っており、同国経済にとって極めて重要な拠点となっている。
ファルス通信は別の報道で、15回を超える爆発が発生し、煙が立ち上ったと伝えた。攻撃は島の防空システム、海軍基地、空港の管制塔、ヘリコプター格納庫を標的としたとされるが、死傷者や被害規模については報じられていない。
原題:Iran Repeats Retaliation Threat as US Hits Kharg Island Military(抜粋)
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