マーケットで話題になったニュースをお届けします。一日を始めるにあたって押さえておきたい5本はこちら。

協調介入を意識

米国が日本と協調して為替介入を行う可能性が意識され、すでに圧力を受けているドルへの新たな重しとなっている。円を支援するための日米共同介入が実施された場合、ドルへのセンチメントがさらに悪化するとの懸念から、ドルは26日、主要通貨の大半に対して下落。一方で円は続伸。欧州の取引時間帯に一時、1ドル=153円31銭と、昨年11月7日以来の高値まで上昇した。バノックバーン・キャピタル・マーケッツのマーク・チャンドラー氏は、「口先介入を強めたことが奏功した」と指摘した。

追加出資

米エヌビディアは、人工知能(AI)向けクラウドサービスを手掛ける米コアウィーブに20億ドル(約3080億円)追加で出資した。協業の一環として、コアウィーブはストレージシステムや新たな中央処理装置(CPU)など、今後投入されるエヌビディア製品をいち早く導入する企業の1社となる。エヌビディアは、新CPU「ベラ」も発表。同社が単体製品として提供する初のCPUとなる。

地政学リスクを警戒

世界最大の政府系ファンドであるノルウェー政府年金基金の専門家委員会は、地政学リスクへの対応力を高める必要があると報告書で指摘した。関税や金融制裁、貿易規制といった手段が、地政学的目標達成のために利用される事例が増えていると分析。「基金の海外投資が被る政治リスクは高まっている。基金は最終的に増税、規制介入、さらには没収の対象となる可能性がある」と警告した。

株式選好

米ヘッジファンド大手ブリッジウォーター・アソシエーツは、政府による歳出拡大や人工知能(AI)開発に伴うインフレ押し上げのリスクを踏まえ、債券よりも株式を選好している。共同最高投資責任者(CIO)を務めるボブ・プリンス、グレッグ・ジェンセン、カレン・カーニオルタンブール各氏は「国家としての自立、防衛、インフラ」の原資手当てを目的とする国債増発によって、大量の債務を市場がどれだけ吸収できるのかという、国債需要の限界を試す恐れがあると警告した。

エヌビディア依存低減へ

米マイクロソフトは、第2世代となる人工知能(AI)向けチップ「マイア200」の投入を開始した。自社サービスをより効率的に稼働させるとともに、エヌビディア製ハードウエアに代わる選択肢を提供する。クラウドおよびAI事業を統括するスコット・ガスリー氏は、ブログへの投稿で、初期に導入されるチップの一部はマイクロソフトのスーパーインテリジェンス(超知能)チームに配備され、次世代AIモデルの改良に向けたデータ生成に用いられると明らかにした。

その他の注目ニュース

みずほFG、HSBCやJPモルガン出身者を相次ぎ採用-シニアバンカー増員

習氏の粛清、かつての盟友も切り捨て-軍中枢空白で台湾問題に影響か

政治的圧力下のFOMC、金利据え置きの公算-分裂状態は和らぐ

もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp

©2026 Bloomberg L.P.