米国と中国で数年にわたりバスケットボールの試合で違法なスポーツ賭博が行われたとし、米連邦検察は米大学の選手を含む20人余りを起訴した。

15日公表の起訴状によると、中国プロバスケCBAで2022年9月に選手への買収が始まり、意図的に得点を抑える行為が行われたという。

翌年には全米大学体育協会(NCAA)のチームにも不正行為が拡大。米大学の選手が試合で意図的に怠慢なプレーをするよう勧誘されたと検察は主張している。

起訴状によれば、22-23年シーズン中、主犯格のうちの2人とされるマーブス・フェアリー被告とシェーン・ヘネン被告は、CBAのチーム、江蘇ドラゴンズで主力選手として活躍していた米国人のアントニオ・ブレイクニー被告に接触。

フェアリー、ヘネン両被告がブレイクニー被告に緩慢な動きをするよう賄賂を渡し、江蘇の試合に影響を与え、さらにチームメートを不正行為に引き入れたという。

起訴状は、米国のスポーツブックで広東サザンタイガースが約11.5ポイント有利とされていた23年3月6日の江蘇対広東戦など、数多くの不正操作の事例を詳述している。

起訴状によれば、こうした「フィクサー」らはその後、NCAAの試合に焦点を移した。23-24年および24-25年シーズンにかけて、1部リーグ(D1)17校が関与する29試合余りについて、不正操作または未遂の試みが行われ、39人を超える選手が関わったとしている。

NCAAのチャーリー・ベーカー会長は声明で、検察の主張は「全く新しい情報ではない」とコメント。NCAAはこの事件で名前が挙がったほぼ全てのチームについて、継続中または完了した調査を行っていると説明した。

「競技の公正性を守ることはNCAAにとって最重要事項」で、「大学スポーツにおける公正性の問題や試合操作を突き止め、対処している法執行機関に感謝する」と表明した。

原題:College Basketball Players Charged With Fixing Games to Win Bets(抜粋)

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