(ブルームバーグ):日本銀行の植田和男総裁は14日、日銀の中心的な経済・物価見通しが実現していけば、その改善に応じて引き続き利上げを行うとの見解を示した。都内で開かれた全国地方銀行協会の新年の集いであいさつした。
植田総裁は、今後も賃金・物価が共に緩やかに上昇するメカニズムは維持される可能性が高いと指摘。日銀の中心的な見通しが実現していくとすれば、「経済・物価情勢の改善に応じて引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していくことになる」と述べた。
その上で、適切な緩和調整が2%の物価安定目標を「スムーズに実現するとともに、日本経済の息の長い成長につながる」と語った。
日銀は昨年12月の金融政策決定会合で、政策金利を30年ぶりの高水準となる0.75%程度に引き上げた。植田総裁は記者会見で政策正常化路線の継続に意欲を示した。高市早苗首相による月内の衆院解散の思惑などから、外国為替市場で円安が進む中、植田総裁は改めて利上げ継続方針を示した。
(植田総裁の発言の詳細を追加して更新しました)
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