(ブルームバーグ):米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は12日、労働市場を安定させ、インフレ率を目標の2%に戻す上で、金利は「適切」な水準にあるとの認識を示した。
同総裁は米外交問題評議会がニューヨーク市で開いたイベントで、米連邦公開市場委員会(FOMC)が2025年に金利を計0.75ポイント引き下げたことで、「金融政策は現在、労働市場の安定化と、インフレ率をFOMCの長期目標である2%に戻すことを支える上で、適切な位置にある」と語った。発言内容は事前に用意された講演原稿に基づいている。

「失業率は今年、安定し、その後数年かけて徐々に低下していくと予想している」とウィリアムズ総裁は述べ、労働市場の指標は、緩やかな鈍化と一致する形で、新型コロナ禍前の水準にあると説明。「強調しておきたいのは、これは漸進的なプロセスで、解雇の急増や、急速な悪化を示す他の兆候は見られないということだ」と話した。
トランプ政権が課した輸入関税は、物価に対して「おおむね」一時的な影響にとどまる見通しで、インフレ率は年前半に2.75-3%でピークを付けた後、年間では2.5%をやや下回る水準に低下すると同総裁は述べた。米経済は引き続き、トレンドを上回る成長を続けるとの見方も示した。

原題:Fed’s Williams Sees Current Rates Stabilizing Jobs, Inflation(抜粋)
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