(ブルームバーグ):トランプ米大統領がホワイトハウス敷地内に新たに建設するボールルーム(舞踏会棟)の設計を担当する建築事務所が8日、同プロジェクトの正式な詳細を初めて明らかにした。
新設される舞踏会場は計8万9000平方フィート(約8268平方メートル)の広さで、大宴会場のほか、ファーストレディー用の執務室や映画館を備える。宴会場だけで2万2000平方フィートと、ワシントンでも最大級の広さを誇る。
プロジェクト責任者を務めるシャロム・バラネス氏は、ワシントンにおける連邦政府の建築プロジェクトを監督する首都計画委員会(NCPC)の公聴会で、同施設の規模は従来の計画から変更されていないと説明。「設計をさらに拡大する案に関する検討は、昨年11月下旬に断念された」と述べた。

バラネス氏はトランプ大統領により、当初の設計担当ジェームズ・マククリー氏に代わって起用された。
高さ51フィートの舞踏会棟は2層構造で、1層目に執務室とプログラム用スペース、もう1層に高さ38-40フィートの宴会場が入る。バラネス氏によれば、外装は石材とプレキャストコンクリートで施工されるという。
ホワイトハウス総務局のフィッシャー局長は、イーストウイング(東棟)の検証で「重大な欠陥と全体的に不十分な設計・施工」が判明したため、今回の計画が必要になったと指摘した。
さらに、なぜ検証前に東棟の解体が進められたのかとの委員からの質問に対し、このプロジェクトでは「極秘の性質を持つ」作業を同時に検討する必要があり、その中にはNCPCの審査対象外となる作業も含まれていると答えた。
旧東棟の地下には、大統領危機管理センター(PEOC)と呼ばれる地下バンカーが設置されている。
舞踏会棟の基礎工事はすでに始まっており、その結果、施設全体の規模は約9万平方フィートでほぼ確定した。連邦法では、NCPCが計画を承認するまで建物本体の建設を進めることはできない。
また、連邦政府の建築プロジェクトは歴史的保存や環境審査の対象にもなり、プロセスが長期化する可能性もある。
原題:White House Ballroom Architect Shares New Design Details (1)(抜粋)
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