(ブルームバーグ):トランプ米大統領が8日夜、自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」に、発表前の昨年12月の雇用統計の数字を含むグラフを投稿した。
投稿されたグラフは、「1月以降」の民間部門の雇用が65万4000人増加したことを示しており、9日のワシントン時間午前8時30分に公表された数値と一致している。統計データが公表される約12時間前に投稿された。
ホワイトハウスは今のところ、この件についてコメントしていない。
米大統領とその経済チームは通常、雇用統計が発表される前日にブリーフィングを受ける。また、政権関係者は、数値が公表されてから30分後まではコメントを禁じられている。政権が解釈を加える前に、政策中立的な統計を確認する時間を国民に与えるためだ。
トランプ氏の投稿は、12月の雇用者数の具体的な数値は明かしていなかったものの、投資家に統計の方向性を示唆した可能性がある。市場関係者は統計の正式発表後、トランプ氏の投稿をソーシャルメディアで拡散し、同氏がデータを早期に共有したように見えると指摘した。
トランプ氏が取り決めを守らなかったのは今回が初めてではない。1期目任期中の2018年、トランプ氏は雇用統計発表の1時間前に「楽しみにしている」とツイートし、市場はこれを好結果のシグナルと解釈した。実際、この時の雇用者数は予想を上回り、失業率は低下していた。
原題:Trump Posted Unpublished Jobs Data Early on Social Media (1)(抜粋)
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