(ブルームバーグ):米銀大手JPモルガン・チェースは同業のゴールドマン・サックス・グループに代わり、アップルのクレジットカード事業のパートナーになると、事情に詳しい関係者が明らかにした。
この取引は近く発表される見通しだと、この関係者は非公開情報であることを理由に匿名で話した。JPモルガンとゴールドマンの担当者はいずれもコメントを控えた。アップルにコメントを求めたが、現時点で返答は得られていない。
投資銀行業務で知られるゴールドマンは、アップルのカード事業を通じて消費者向け貸し出し事業に進出したが、概して失敗と受け止められ、撤退を模索していると報じられていた。一方、カリフォルニア州クパチーノに本社を置くアップルは、消費者向け金融サービスに引き続き注力しており、デジタルウォレット分野で優位を保っている。
シンクロニー・ファイナンシャルもアップルのクレジットカード事業を引き継ぐ候補とされていた。アナリストの間では、JPモルガンのほかにキャピタル・ワン・ファイナンシャルもゴールドマンに代わる候補と目されていた。
この関係者によるとJPMorganとの取引には約200億ドル(約3兆1400億円)相当のカード残高が含まれ、10億ドル余りのディスカウントが付く見通し。
JPモルガンとアップルの取引は米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が先に報じていた。
原題:JPMorgan to Take Over Apple Credit-Card Business From Goldman(抜粋)
--取材協力:Hannah Levitt、Todd Gillespie.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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