(ブルームバーグ):米ゼネラル・モーターズ(GM)は8日、電気自動車(EV)および電池事業の減産に伴い、60億ドル(約9400億円)の追加費用を計上すると発表した。米EV市場の減速による収益への打撃が鮮明となっている。
昨年10月発表の特別損失と合わせ、EV関連の損失は累計76億ドルに達した。当局への提出書類によると、GMは今回のEV関連費用に加え、主に中国事業の再編に伴う11億ドルの損失を10-12月(第4四半期)決算で計上する。
今回の発表は、トランプ大統領によるEV支援の撤廃と米国での根強いガソリン車人気を背景とする混乱を浮き彫りにしている。自動車各社は環境規制への対応からEVに巨額投資を続けてきたが、消費者の需要を過大評価していた形だ。
競合のフォード・モーターも昨年12月、収益化に苦しむEV事業の抜本的な見直しに伴い195億ドルの費用を計上すると発表した。
GMの株価はニューヨーク時間8日午後4時8分(日本時間9日午前6時8分)時点の時間外取引で2.4%下落した。過去12カ月では約67%上昇し、S&P500種株価指数の上昇率(17%)を上回っていた。
原題:GM’s EV Charges Balloon to $7.6 Billion as US Demand Craters (1)(抜粋)
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