アメリカによるベネズエラへの攻撃をめぐり国連安全保障理事会の緊急会合が開かれ、アメリカとベネズエラの代表がマドゥロ大統領の拘束をめぐり非難の応酬を繰り広げました。
安全保障理事会は5日、ベネズエラとコロンビアの要請を受け緊急会合を開きました。
会合では、ベネズエラの国連大使がアメリカによる攻撃について「正当性のない違法な武力行使で国連憲章の重大な違反だ」と批判したうえで、「ベネズエラだけでなく世界中の国々にとって危険な前例となる」などと訴えました。
アメリカ ウォルツ国連大使
「アメリカは麻薬から国民を守るために揺るぐことなく行動し、ベネズエラの偉大な人々のために平和・自由・正義を追求する」
これに対し、アメリカの国連大使は拘束したマドゥロ氏について「麻薬犯罪の容疑者であり、大統領としての正当性がない」などと主張し、ベネズエラの平和と安定のために作戦を実行したなどとアピールしました。
一方、会合では、アメリカの攻撃についてグテーレス事務総長が声明で「国際法が順守されていない」などと懸念を示したほか、中国やロシアが「内政干渉だ」などとアメリカを厳しく批判しました。
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