アメリカのトランプ大統領が領有に意欲を示すデンマーク自治領のグリーンランドについて、ホワイトハウスは、アメリカ軍の活用が「選択肢の一つ」だとする声明を発表しました。

ホワイトハウスは6日、声明で「トランプ大統領はグリーンランドの領有がアメリカの国家安全保障上の優先事項であり、北極圏での敵対勢力の抑止に不可欠であることを明確に表明している」と指摘しました。

そのうえで「トランプ大統領と彼のチームは、この重要な外交政策の目標を達成するための様々な選択肢を検討している」とし、軍の活用は大統領が自由に使える「選択肢の一つ」だと強調しました。

北極圏にあるグリーンランドは、レアアースなど資源が豊富なうえ、地球温暖化に伴って注目されている北極海航路の要衝でもあります。この北極圏でロシアや中国が影響力を拡大していることから、安全保障上の重要拠点として、強い関心を示しているのです。

一方、ウォール・ストリート・ジャーナルは、ルビオ国務長官が「軍事行動が差し迫っていることを示すものではなく、目標はグリーンランドをデンマークから購入することだ」とし、デンマークに交渉を迫るための圧力だと話したと伝えています。