中国の習近平国家主席は韓国の李在明大統領と北京で会談し、ともに日本に対抗すべきだと訴えました。
中国国営の新華社通信によりますと、会談で習近平国家主席は「歴史の正しい側に毅然と立ち、正しい選択をすべきだ」と強調。
「80年余り前、中国と韓国は大きな民族的犠牲を払って日本軍国主義との戦いに勝利した。両国は手を携えて第二次世界大戦の勝利の成果を守らなくてはならない」と述べ、ともに日本に対抗するよう訴えました。
これに対し李大統領は、「韓国と中国はかつてともに日本軍国主義の侵略に立ち向かった」と応じました。
高市総理の「台湾有事発言」を機に日本への批判を強めている中国としては、韓国と歴史認識で足並みをそろえ、日本と韓国との分断を図る狙いがあるものとみられます。
また、中韓関係は韓国が2016年に在韓米軍基地にミサイル迎撃システム「THAAD」の配備を決めて以降悪化し、中国ではK-POPやドラマなどの「文化コンテンツ」の上映が事実上禁止となっていました。
韓国側の発表によりますと、両首脳はこれらの交流を段階的に拡大させる方向で実務協議を進展させていくことで合意しました。
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