米格付け会社S&Pグローバル・レーティングは23日、中国不動産開発大手の万科の格付けを「選択的デフォルト(SD)」に引き下げた。最近実施された社債の返済の猶予期間延長について、困難な状況にある不良債務の再編を意味するとして実質的なデフォルト(債務不履行)に当たると判断した。

またフィッチ・レーティングスも24日、万科の格付けを部分的な債務不履行を意味する「RD」に引き下げた。

万科の社債保有者は22日、支払いの猶予期間を2026年1月28日まで延長する提案に賛成票を投じた。チャイナマネー・ドットコムに提出された書類によると、万科が発行した元本20億元(約440億円)の社債の保有者が、猶予延長に同意した。同社は15日の満期日までに社債を償還できず、猶予期間に入っていたが、22日に期限切れとなるはずだった。

今回の格下げは、万科に迫る「満期の壁」を浮き彫りにした。S&Pグローバルによると、今後6カ月間に約94億元の社債が償還期限を迎え、そのうち48億元は12月後半と1月に集中している。

原題:China Vanke Cut to Selective Default by S&P After Bond Reprieve(抜粋)

China Vanke Downgraded to RD by Fitch

もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp

©2025 Bloomberg L.P.