先週の米新規失業保険申請件数は減少した。例年この時期はホリデーシーズンでデータが振れやすくなる。

 

新規失業保険申請件数はここ数週間、祝日の関係で変動が大きくなっている。11月下旬の感謝祭の祝日を含んだ週には、約3年ぶりの低水準となった。12月1週目は大幅に増えたが、その後再び減少基調にある。

20日終了週の新規申請件数は、週ごとの変動をならした4週移動平均が21万6750件に減少した。

季節調整前ベースでは26万4009件に増加。州別ではニュージャージー、オレゴン、ワシントン各州での増加が目立った。

今回の統計は、レイオフが比較的低水準にとどまっている現状を示す。ペプシコやHPなど大手企業の間で人員削減の発表が続いているが、今のところ実際のレイオフ件数は顕著に増えていない。

ブルームバーグ・エコノミクスのイライザ・ウィンガー氏は新規失業保険申請件数について、「引き続きレイオフが限定的なことを示唆している。しかし12月に入って、雇用環境に対する消費者の見方がやや悪化しており、それは継続受給者数の高止まりと整合的だ」と指摘。

「今後に目を向けると、連邦準備制度理事会(FRB)は採用の弱さを背景に、2026年に緩和的な姿勢を続けるだろう」と述べた。

統計の詳細は表をご覧ください。

原題:US Jobless Claims Fall to 214,000 During Volatile Holiday Season(抜粋)

(エコノミストの見方やチャートなどを追加して更新します)

--取材協力:Chris Middleton.

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