ロンドン金属取引所(LME)の銅価格は24日に一時、前日比1.8%上昇して、1トン=1万2282ドルと過去最高値を更新した。世界で来年、需給が一段と逼迫(ひっぱく)するとの懸念を背景に、1万2000ドル台の大台を維持している。

今年は主要鉱山で事故などに伴う操業停止が相次いだ。また、米国による輸入関税導入の可能性が意識され、先回りして米国に銅を持ち込む動きが活発になった。

その結果、銅相場は年初から40%近く上昇。このままいけば、2009年以降で最大の年間上昇率となる。

 

SDICフューチャーズの非鉄金属チーフアナリスト、シアオ・ジン氏は「供給混乱や世界的な流動性見通し、比較的安定したマクロ経済成長などの要素が、年末にかけて銅相場の騰勢を加速させた」と述べた。

需要見通しは引き続き堅調だ。電力網や新エネルギーインフラの建設、および製造業は大量の銅を必要とする。人工知能(AI)業界で増える電力需要を満たすため、銅消費は今後も急増すると市場関係者はみている。

原題:Copper Poised for Best Year Since 2009 After December Surge(抜粋)

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