日本維新の会の藤田共同代表は、次の衆議院選挙での自民党との選挙区調整などについて「不可能に近い」との認識を示しました。

日本維新の会 藤田文武 共同代表
「今のところ(自民党と)上手く選挙区を調整したり連携するっていうのはほとんど難しいだろう。不可能に近いんじゃないか」

藤田氏はきのう都内で行われた講演で、次の衆院選での自民党との選挙協力について「すでに多くの選挙区で候補者が重複している」などと指摘し、「選挙区調整をすることは不可能に近い」との認識を示しました。

その上で「いまは連立合意文書に盛り込まれた政策の実現に邁進したい」と強調しました。

一方、自民党の鈴木幹事長は、きのうの会見で衆議院の解散・総選挙の時期について「選挙よりも政策を前に進めることが先で、選挙はいまいまの話ではない」との見通しを示しました。

また、維新との選挙区調整についても「具体的な調整は行っていない」と明かしています。