三井住友トラストグループ(TG)は23日、新社長に傘下の三井住友信託銀行の大山一也社長(60)を充てる人事を発表した。後任の同行社長には、米山学朋専務執行役員(57)が昇格する。就任はともに2026年4月1日付。

23日の取締役会で決めた。ともに5年ぶりのトップ交代となる。三井住友TGの高倉透社長(63)は会長に就く。三井住友信託銀の会長には佐藤正克専務執行役員(59)が就任する。

同日午後、都内で記者会見した大山氏は「日本の金融界は大きな歴史的転換点を迎えている」とした上で、長年の金融課題であった貯蓄から投資の流れが動き出している中において「中核的使命を果たすことが、われわれの社会的使命だ」と語った。資産運用ビジネスにおいて、企業の合併・買収(M&A)などのインオーガニック戦略を引き続き検討していく意向を示した。

左が大山氏、右が米山氏(23日、都内)

米山氏は「地政学リスクの顕在化など、経営環境は厳しさを増している。未来に向けてチャレンジする会社を目指す」と抱負を述べた。

〇大山一也(おおやま・かずや)京大法卒、1988年旧住友信託銀行(現三井住友信託銀行)入社。主に人事や企画部門を歩んだ。2017年常務。21年4月から三井住友信託銀社長。

〇米山学朋(よねやま・まなとも)慶大経卒、1991年旧住友信託銀行入社。2021年常務、25年専務。24年からCISO(最高情報セキュリティー責任者)を務めている。

--取材協力:堀内亮.

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