(ブルームバーグ):ホワイトハウスのハセット米国家経済会議(NEC)委員長は、米国のコアインフレ率は「目標水準、ないしそれ未満」であり、連邦公開市場委員会(FOMC)には利下げの「大きな余地」があると述べた。
ハセット氏は19日、FOXビジネス・ネットワークで、コアインフレ率の3カ月移動平均について発言。「われわれが把握する限り、現在のコアインフレ率は基本的に目標水準か、それを下回っている」と述べた。
さらに、「インフレ指標は今後もこのような状態が続くとみている」と語った。
FOMCの政策判断についてはデータに基づくべきだとし、「6月や7月に金利がどうあるべきかについて、現段階でコミットするのは賢明ではない」と指摘した。
ハセット氏は、次期連邦準備制度理事会(FRB)議長の最終候補の1人。
原題:Hassett Says Inflation at or Below Target, Gives Fed Room to Cut(抜粋)
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