陸上自衛隊はきのう夜、静岡県の上空で夜間訓練飛行中のヘリコプターが地上からレーザー照射を受けたと発表しました。自衛隊ヘリに対するレーザー照射は2日連続です。
防衛省によりますと、レーザー照射を受けたのは陸上自衛隊東部方面・航空隊所属のUH-1J多用途ヘリコプターです。
17日午後6時50分ごろ、浜松飛行場で離着陸訓練を行い、立川駐屯地に戻っていたところ、静岡県三島市の上空で地上からおよそ1分間、レーザーを照射されたということです。
ヘリコプターに搭乗していた3人にけがはなく、機体の損傷もないということですが、東部方面航空隊は警察に通報したとしています。
陸上自衛隊は「航空機の飛行の安全はもとより、乗員や国民の生命を脅かす非常に危険な行為」として、「今回の事案発生を深刻に受け止めています」とコメントしています。
静岡県では16日の夜にも、裾野市の上空で陸上自衛隊の輸送ヘリコプターCH-47JAがおよそ10分間のレーザー照射を受けたばかりでした。
陸上自衛隊は「関連性ははっきりとは分からない」とする一方、「照射を受けたのは前日と近い場所で、レーザーの色も同じだった」としています。
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