(ブルームバーグ):米サウスウエスト航空が5日に発表した通期の利益見通しは、米国史上最長となった政府機関の一時閉鎖と燃料価格の高騰を理由に下方修正された。利払い・税引き前利益(EBIT)ベースで6億-8億ドルだった従来見通しは、約5億ドル(約780億円)に引き下げられた。
同社は予約数について、一時的に減速したものの、従来予想水準に回復したと説明した。米デルタ航空は4日、政府機関の閉鎖中に2000便超が欠航したことが2億ドルの利益押し下げ要因となったと発表していた。
サウスウエスト航空株は一時6.6%上昇し、2023年7月以来の日中高値を記録した。年初来の上昇率は13%に達した。取引も過去20日平均の4倍以上に膨らんだ。
レイモンド・ジェームズのアナリスト、サバンシ・シス氏は営業利益の下方修正幅は予想よりも小さかったとリポートで指摘。政府機関の閉鎖によって1株当たり利益が0.25ドル減少すると予測していたため、約0.14ドル減であればポジティブに受け止められたという。
一方、アラスカ航空グループもまた、第4四半期の利益目標を引き下げた。飛行制限とIT障害を要因に挙げた。
トランプ政権は航空管制官や保安関係職員の不足を理由に、国内40の主要空港で一時的な便数削減を実施した。航空各社は運航便を大幅に減らし、乗客を代替便に振り分けるなど、混乱が広がった。
原題:Southwest Cuts Profit Goal as Shutdown Upends Flight Travel (2)(抜粋)
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