2日の債券相場は下落が予想される。米国の長期金利が大幅上昇した流れを引き継ぐ。日本銀行による今月の利上げの可能性が高まる中、この日行われる10年利付国債入札を警戒した売りも相場の重しとなりそうだ。

SMBC日興証券の田未来シニア金利ストラテジストは、10年債入札への警戒感が出ており、相場は下落すると予想。「4日には30年債入札を控えて超長期債も不安定な展開が見込まれる。世界的に金利がスティープ(傾斜)化しており、超長期債が落ち着かないと長期金利も低下しづらい」と述べた。

田氏の新発10年国債利回りの予想レンジは1.86-1.89%(1日は1.875%で終了)、先物中心限月12月物は134円30銭-134円80銭(同134円43銭)。

先物夜間取引で12月物は1日の日中取引終値比8銭高の134円51銭で終了した。1日の米10年物利回りは前営業日比7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)高い4.09%程度で引けた。

10年国債入札

  • 発行予定額は2兆6000億円程度
  • 新発10年債の発行日前(WI)取引は1.865%程度
  • 大和証券の小野木啓子JGBデスクストラテジスト
    • 今回は1.875-1.9%水準で必要最低限の落札にとどまるように応札スタンスを考えたい
    • 次回入札までを見据えると金利先安観が強まりにくい材料が目立つ。セカンダリー市場では1.85%からの金利低下が限定的になる可能性もあると見て臨みたい
  • 日本債券:10年利付国債の過去の入札結果(表)

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