ウォルト・ディズニーのアニメ映画「ズートピア2」が北米で11月26日に公開され、感謝祭連休を含む30日までの5日間で1億5600万ドル(約243億円)の興行収入を記録し、1位となった。

業界調査会社ボックスオフィス・プロは、少なくとも1億2500万ドルの興行収入を見込んでいた。

ズートピア2は2016年公開の「ズートピア」の続編。動物たちが人間のように暮らす楽園都市ズートピアを舞台に、ウサギの警察官とキツネの相棒が活躍するストーリーで、今回の好成績はディズニーのアニメーション部門にとって明るい兆しとなった。同部門はこのところ、「ウィッシュ」や「ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界」など不振作が続いていた。

映画館チェーンにとっても朗報だ。今年の秋は米コムキャスト傘下ユニバーサル・ピクチャーズの「ウィキッド 永遠の約束」が11月21日に公開されるまで大型話題作が乏しく、苦戦していた。

ズートピア2の世界興行収入は5億5600万ドルと、ディズニーのアニメ映画として過去最高のオープニング成績となった。中国でも、国産映画を除くアニメ作品として史上最高のオープニング興行収入を記録した。

原題:‘Zootopia 2’ Gives Disney Box Office Win for Holiday Weekend (1)(抜粋)

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