(ブルームバーグ):1日の東京株式相場は続伸する見込み。米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ期待で米国株が堅調だったことが追い風になる。米ブラックフライデー(感謝祭翌日)で堅調な個人消費が示唆されたことも、景気先行きへの安心感となり相場の支えとなる。
非鉄金属など素材株、銀行や保険などの金融関連株の買いが優勢になりそう。この日は日本銀行の植田和男総裁が講演と記者会見を行う予定。
東海東京インテリジェンス・ラボの平川昇二チーフグローバルストラテジスト
- 日本株は横ばいで寄り付いた後は、米利下げ期待からプラス圏を維持する可能性が高い
- 素材、銀行や保険が若干上昇しそう
- 中国の製造業購買担当者指数(PMI)が弱く、世界景気への懸念から米利下げ期待が高まる
- ブラックフライデーでは、悪化するとの懸念のあった個人消費が比較的堅調と示されており、景気が失速しないとの安心感となり相場にプラス
- 5日の米個人消費支出(PCE)価格指数の発表までは、利下げ期待が維持される可能性が高く、日本株も上値を試す展開になりそう
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