26日の東京株式相場は上昇する見通し。12月の米利下げ観測が再び強まり、米国株が上昇したことで投資家心理が改善する。

建設や不動産といった内需株の一角や、中間決算で好業績だった銘柄などが買われそう。半面、為替が円高に振れたことは自動車など輸出株に逆風で、相場の重しになる。

米メタ・プラットフォームズが米グーグルの人工知能(AI)半導体を採用する方向で協議していると報じられるなど、AI分野の競争環境の変化が意識されており、国内関連銘柄の株価の動きも注目される。

大和アセットマネジメントの建部和礼チーフストラテジスト

  • 利下げ観測が高まったことを追い風に米国株が上昇したので、日本株も上昇で始まるだろう
  • 日経平均株価がきょう5万円を突破するには材料不足で、為替の円高も進んでいる。日中は上値が重い展開を予想
  • 日本株は全体でみればバリュー株の位置づけ。金利低下の局面ではグローバル対比で出遅れやすい
  • AI関連株は丸ごと買われるフェーズが終わり、選別されていく

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