政府が物価高対策で実施予定の電気・ガス補助金について、来年1月は3000円を上回る額とする方向で最終調整しています。経済対策の規模は20兆円を超える見通しです。

政府関係者によりますと、物価高対策として行う電気・ガス料金の補助について、寒さが厳しく、使用量が増える1月は一般家庭で3000円を超える補助となるよう最終調整しています。政府は当初、来年1月から3月にかけて、今年夏と同程度のひと月1000円程度とする方向で検討していました。

ただ、維新からの強い要望を受け、段階的に補助額を積み増し、3か月の補助の合計は6000円以上となる見込みです。

政府は週内にも経済対策を閣議決定しますが、規模は去年を大きく上回り、20兆円を超える見通しで、財政悪化が懸念されています。