(ブルームバーグ):アフリカ輸出入銀行は18日、458億円のサムライ債を起債した。同行のサムライ債は昨年に続き2度目となる。
発行するのは3年債で、TONA(無担保コール翌日物金利)ミッドスワップに対するスプレッド(上乗せ金利)は210ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)、利率は3.14%に決まった。
アフリカ輸出入銀はエジプト・カイロに本部を構え、アフリカ地域の貿易振興を担う。ブルームバーグのデータによれば、今年発行されたサムライ債の8割弱はフランスと韓国、英国の発行体によるもので、今回はアフリカからの数少ない起債の一つとなる。
2025年のサムライ債起債額は17日時点で総額1兆986億円と、この期間として過去3年間で最も低い水準にとどまっている。ただ、11月になりルノーと新韓銀行、スロベニアが相次ぎ起債し、回復の兆しも出てきている。
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