閉幕から11月13日で1か月となる大阪・関西万博。公式キャラクターの人気や運営費の黒字など、華々しい成果の一方で、悲鳴をあげている人々もいます。海外パビリオンでは建設費の未払いトラブルが相次ぎ、いまだ未解決のまま。その影響は、急ピッチで進む解体工事にも広がり始めています。

万博閉幕から1か月…現地では

13日、パビリオンの解体や撤去が進む会場の中が、報道陣に公開されました。

愛子さまも訪れた「電力館」。ゲームを通じて最新の電気エネルギー技術を学ぶことができました。

記者
「電力館の前に来ています。このように撤去作業が進んでおり、廃材が積み上げられています」

そこには、「万博ありがとう」など、閉幕を惜しむ来場者のメッセージがびっしり書かれていました。

そして万博の華、海外パビリオンは…

記者
「現在は、海外パビリオンそれぞれで解体や撤去に向けた作業が進められているということです」

出展した国は、2026年4月13日までにパビリオンの敷地を更地にし、博覧会協会に返還することになっています。