トヨタ自動車は、アメリカ国内に今後5年間で最大100億ドル、日本円でおよそ1兆5000億円を追加投資すると発表しました。

トヨタ自動車は12日、南部ノースカロライナ州で行われたアメリカ国内初の電池工場の開所式に合わせ、アメリカに今後5年間で最大100億ドル、日本円でおよそ1兆5000億円を追加投資すると発表しました。

追加投資の具体的な内容は明らかにされていませんが、アメリカ現地法人の小川哲男社長は「トヨタ初となるアメリカ電池工場の生産開始と、最大100億ドルの追加投資を決定したことは、当社の歴史における大きな節目となる」などとコメントしています。

トヨタ自動車による投資をめぐっては、トランプ大統領が先月行われた日米首脳会談の後に、「トヨタは100億ドルを投じ、全米各地に自動車工場を建設する予定だ」と発言していました。