トラックメーカーのいすゞ自動車が発表した半年間の決算は、最終利益が前の年の同じ時期と比べて11%減益となりました。円高の進行や資材高騰が利益を圧迫しました。

いすゞ自動車が発表した今年4月から9月までの半年間の決算は、中近東やアフリカでの販売が好調だったことから売上高にあたる売上収益は前の年の同じ時期と比べて5.4%増えて、1兆6373億円になりました。一方、本業のもうけを示す営業利益は21.1%減り、1046億円。最終利益は11.1%減って、698億円となりました。

円高の進行で215億円、資材費の上昇で105億円、トランプ政権による関税影響で50億円営業利益を圧迫したとしています。

また、1年間の業績については今までの予想を据え置き、売上収益を3兆3000億円、最終利益を1300億円と見込んでいます。