12日の債券相場は上昇。英独市場で長期金利が低下した流れを引き継ぎ買いが優勢になっている。13日に行われる5年利付国債入札も無難に消化されるとの見方が出ている。

三井住友トラスト・アセットマネジメントの稲留克俊シニアストラテジストは、米債市場が休みで欧州金利の低下が日本国債の支えになっていると指摘する。5年債入札も「高市早苗政権が金融緩和志向を強める中、市場が想定する利上げ到達金利が上昇する状況にはなく、不安は少ない」と語る。

稲留氏は対照的に超長期債は上値が重く、30年債利回りは年内に3.5%まで上昇するとみる。高市首相が基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)黒字化目標の達成状況を毎年度の予算編成などで確認する従来の方法を取り下げると表明。財政拡張懸念から11日に行われた30年債入札は低調な結果に終わった。

 

日銀は午前10時10分に定例の国債買い入れオペを通知。対象は残存期間1年超3年以下、5年超10年以下、10年超25年以下で、買い入れ額はいずれも据え置いた。

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