ソフトバンクグループの中間決算は、最終的な利益が国内企業の中間決算としては過去最高益となりました。

きのう発表した今年4月から9月までの決算で、ソフトバンクグループの最終的な利益は、去年の同じ時期と比べ2.9倍となる2兆9240億円の黒字となりました。

「チャットGPT」を開発するアメリカのオープンAIへの出資などAI関連企業への投資が好調で、国内企業の中間決算としては過去最高益です。

ソフトバンクグループ 後藤芳光 最高財務責任者
「投資先がAIの技術をどのようにリアルな価値に切り替えていけるか。我々は投資を通してサポートしている。投資の逸失機会がないように取り組んでいくことが大事」

また、アメリカの半導体大手「エヌビディア」の保有するすべての株式を58億3000万ドル、日本円でおよそ9000億円で先月、売却したことも明らかにしています。