「すき家」や「はま寿司」などを運営する大手外食チェーンのゼンショーホールディングスは今年9月までの半年間の決算を発表し、増収減益となりました。すき家の異物混入が響いたかたちです。

ゼンショーホールディングスが発表した今年4月から9月までの決算で、売上高は前の年の同じ時期に比べて9.9%増え6129億円、最終利益は6.5%減って232億円と増収減益となりました。

既存店の売り上げは好調なものの、9月から値下げを実施している「すき家」の営業利益は71.9%減って37億円と、大幅な減益となりました。

一部店舗での異物混入で安全衛生対策を実施していることに加え、一部店舗を除く全店で営業を一時停止した影響などが続いた形です。

また、コメや牛肉をはじめとする原材料価格の上昇が響きました。