きょう11月11日は中国では「独身の日」とされ、ネット通販の大規模セールが恒例イベントとなっていますが、大量に商品が売れる一方で、増え続ける返品が問題となっています。

ネット通販最大手「アリババ」が始めた「独身の日」の大々的なセール。中国メディアによると、去年の販売額はおよそ30兆円規模となっています。

今年のセールは先月から始まっていて、過去最長期間となっていますが、大量に商品が購入される一方で、いま問題となっているのが商品の返品です。

配達員
「〔Q.最近は返品が多い?)今年は多いね」
「〔Q.一日にどのくらい返品配送しますか?)100点以上です」

返品率は年々上昇し、「独身の日」などの大型セール時は最大で60%にものぼるといいます。

拡大する市場の中で返品という新たな問題が浮き彫りとなる独身の日セール。消費の在り方が問われています。